
【舞台 ヒプノシスマイク -Rule the Stage- Fling Posse & 麻天狼 feat.鬼瓦ボンバーズ & D4(2026.03.29 / マチネ)】 @ MIRANO-Za
CAST---
Fling Posse(シブヤ・ディビジョン)
三井淳平(飴村乱数)
今井俊斗(夢野幻太郎)
木津谷泰勇(有栖川帝統)
麻天狼(シンジュク・ディビジョン)
小波津亜廉(神宮寺寂雷)
安藤夢叶(伊弉冉一二三)
中染雄貴(観音坂独歩)
鬼瓦ボンバーズ(アサクサ・ディビジョン)
加藤良輔(鬼灯甚八)
和田泰右(駒形正宗)
結城伽寿也(影向道四郎)
D4
高橋駿一(谷ケ崎伊吹)
福澤侑(有馬正弦)
岡野海斗(阿久根燐童)
後藤大(時空院丞武)
去年7月ぶりにお友だちとヒプステ観劇。
シブヤ推しのお友だちとシンジュク推しの私なので、シブジュクステの正式な告知が出る前からずっと一緒に行こう〜!って約束してたのでホント嬉しい。
以下、ネタバレ感想
今回の公演はモードA・Bと演出違いがあるそうで、今回のモードAはシブヤ&D4の演出回。
セリから出てくるOPの演出は初めてで、声は聞こえるのにどこにいるの?って一瞬探しちゃった。独歩が背中を丸めて座ってる状態で迫り上がってきて笑った。
ストーリーは基本的に最新ドラパの内容で、そこに舞台オリジナルのD4とアサクサが絡んでくる感じで、とにかくめちゃくちゃ内容が濃かった。ヒプステなのに!(ど偏見)。実際に泣きはしなかったけど、ヒプステで初めて泣ける話だと思った。
【シンジュク】
原作ドラマではどちらかと言うと一二三メインだったのが、舞台では先生メインの話になってて、そしてびっくりするほど先生が人間だった。先生も泣くことがあるんだというキャラへの解釈違いに驚かされたことが返って良かった。
正直、アサクサに対してそれほど重い感情が?とも思ったけど、言葉を武器にしている人なのに、ただ「すみません」しか言えなくなって泣いてる先生に胸がぎゅっとなった。しかも立ち位置で先生のお顔がよく見えたので、ぎゅっ...ぎゅ!ってどんどん目に力が入っていって、何だか泣きそう...泣いちゃったって、私の脳内ハチワレがびっくりしちゃって。
ドラマでは結局、麻天狼の絆と言いながらも先生は2人に何も言わず勝手にひとりで死のうとしちゃうんだ...それって2人に対しての酷い裏切りじゃん!って厄介なオタクみたいなことを思ってたので、舞台だとD4とアサクサが絡んできて半ば無理矢理その選択肢になってたのも良かった。
先生 VS 一二三&独歩という、仲間同士でお互い傷つけたくないのにバチバチにやり合うというめちゃくちゃ苦しい展開までおっ始め、私はなんてものを見せられてるんだろう?ホントありがとう!!
この先生に対応するD4のキャラが時空院で、ヒプステというコンテンツに入る前、お友だちから舞台のオリキャラにも私が好きなメガネのキャラがいるよって教えてもらったことを思い出したんだけど、残念ながら中身が変態だったので刺さらずメガネ。
このどシリアスな舞台において、時空院がほぼ唯一と言っていいおふざけキャラで振る舞いがあまりに自由。JASRACギリギリの範囲で「♪歩こう〜歩こう〜」とか歌ってたし、先生に濃厚な投げキスしたり後ろから抱きついたりして...あれを一二三と独歩に見られてたら、先生に何てことしてるんだ!!って、2人がキレてもっと早くケリがついた気もする。
一二三と独歩は新キャストになってからホント距離感近くて、2人とも一二三と独歩本人過ぎて大好き。冒頭のところで、当事者の一二三より独歩がブチギレてたの良かった。一二三みたいに誰よりも優しい人って本当に自分を勘定に入れた計算をしないから、独歩みたいな存在がいないとすぐ自己犠牲で死んでしまいそうで危うい。先生も時折危ういので、「俺なんか、俺なんか」っていつも自己肯定感の低い独歩がなんだかんだ2人の分まで必ず勘定にいれて支えてくれてて、実は麻天狼の要なんだよねって思う。
今回はストーリーが濃過ぎてあまりキャストに注目できなかったけど、安藤くんの一二三が一二三すぎてヤバいので、とにかくダンスパートでは一二三を目で追おうと決めてたのに中染くんの独歩にやられてしまった。お友だちも似たようなこと言ってたので、ホントに中染独歩...良い。
一二三がウインクしたり腰つきエッチな感じでキラッキラに踊ってる反対側で、独歩がガッツリ足を開いたガニ股で踊ってる対比がなんか良過ぎて。映画でもバトル前、1人だけめっちゃガニ股で気合い入れてる独歩が好きだったし、独歩のダンスはとにかくスクワットみたいに下に沈んでいく力が強かった。それと社員証をピンッ!て弾き飛ばすところのかっこよさにもやられた。
曲のパートは目が忙し過ぎて、正直散会せず1箇所にギュッと固まってて欲しい!ただ先生が端にいる時は微動だにせず他の2人を優しく見守ってるので、安心して先生から目を離して他の2人を観ることができてありがたい。
それと旧キャストの鮎川寂雷が白衣をひらめかせるプロすぎて、お友だちがひらみプロって任命してたんだけど、新キャストの小波津寂雷はまだそこまでひらみを出してこなくて...でも今回は最後の最後でひらみを見せてきて熱かった。悲鳴が上がってて、先生のひらみはやっぱファンサなんだなって確信できたのもありがとう。
あと小波津寂雷ってしっかり身長に見合った体格の良さしてて、主に上半身のガタイが良いよね?ってことをお友だちとも確認できて良かった。
【シブヤ】
シブヤのお話は結構詰め込みの急足って感じがした。特にシブジュクは話が重くなりがちだから、2本の話を1本の舞台でやるのはかなりキツかった気がする。それぞれのチームで1本ずつ舞台化しても良かったくらい。
シブヤはついに帝統の素性が判明するお話なんだけど、最初のにこにこで歩いてる帝統とシー!ってしながらこっそり帝統を尾行する乱数と幻太郎で、曲も3人もめちゃくちゃかわいかった。今回上手側4列目通路席で帝統が目の前に来ることが多くて、なんかずっとにこにこだった帝統にだいぶやられた。独歩も帝統も3番手だから同じ立ち位置に来ることが多かったのかな?帝統と独歩にだいぶ心を奪われてしまったのは、もしかしてザイオンス効果なのかもしれない。だとしたら私あまりにちょろい。でも若干下から見上げると笑顔の帝統の上の歯の∩のアーチまではっきり見えて、なんかかわいいなって。私は帝統をエケチェンと思ってるのかも。
帝統が「総理の東方天乙統女は俺のおふくろだ」って明かして、総理のせいで散々苦しめられてきた2人が帝統に裏切られたと感じてしまって許せなくなって、ちょっとポッセの絆が怪しくなりかけたけど、帝統が誘拐されたりする中で素性なんて関係ない!帝統は帝統だし僕らは最高のポッセ!って思い直して、それぞれの秘密激白大会の中で幻太郎も「幻太郎は本当は兄の名前」ってぺろっと言い、実は重いはずの秘密が相殺によって霧散して丸く収まった。でも乱数の「僕のポッセは自分で決める」って台詞で若干泣きかけた。
シブヤって何があっても表向きはいつも明るく振る舞ってきたから、こんな風に熱くなってるのってなんかとてもとても良い。
曲パートでは目の前で乱数が帝統におんぶされてて激かわだったし、幻太郎と乱数で大きなハートマーク作ってたのもかわいかった。
散会しないでみんな固まっててくれ!ってなるところでは、端の乱数が2人のパートの時、歌詞に合わせてジェスチャーしてたことに気づいてしまって、本当にステージの端から端まで見える草食動物の目が欲しい。
あとお友だちの推しである帝統と、私の推しである先生ってほんっとうに接点がないキャラなんだけど、今回の舞台でD4に誘拐された同士という接点ができた。今まで一度も会話したことすらないんじゃないってくらい本当に接点がなかったのでなんか嬉しい。
【D4 & アサクサ】
オリジナルチームのD4はみんなラップうまくて、流石、最強のチームTDDに対抗して作られた舞台オリジナルチームって感じだった。人気もすごくて客席の悲鳴もやばかったし、グッズも毎公演即完売みたい。ラップだけじゃなくダンスもうまくて、みんなあんなジャンプしたらすとーんっ!て足首まで一気にズボンが落ちそうな衣装着ててすごいわねって思った。D4のテーマ曲を聴いた瞬間、イントロがプレスリーの「♫Jailhouse Rock」からのサンプリングだって気づけたのもテンション上がった。
D4はガチの犯罪者でヒプノシスマイクの他に武器も持ってて、なんだかんだやっぱり本物の武器が1番強いんだな〜って印象があったけど、H歴だと全て排除されたはずの武器を持ってるって相当稀ってことでいいんだよね?
それにしても舞台オリジナルチーム中、一番の悪人であるD4と一番の善人であるアサクサの組み合わせというのが案外熱かった。アサクサもシンジュクに勝てるくらい強いという設定だったはずだし、なんだかんだ自力で洗脳を解いた精神力も強すぎる。あと和太鼓とかオタ芸(違う)みたいなことしてたのも多才ですごい。
客席降りではホント前方すぎてみんなすぐ通り過ぎて行ってしまったけど、普通に劇中で通路を使うことが多くて、有馬のスカジャンの刺繍をじっくり眺めたり、たばこの煙が通路に残ってるのにちょっとエモさを感じたり、先生が生きて歩いている重さを振動で感じられたりなどして良かった(きもい)。
それとカテコで主にDDBが仲間同士で耳打ちしたり客席の方を見て指さしたり、なんかめっちゃニコニコしてた気がして、もしかして関係者来てる?って思ってたら教祖が観に来てたらしい。
ほぼ忘れかけてたので帰りの電車で確認したけど、オリジナルチームだけのライブの寸劇の時、D4がダイヤモンドパールを盗んだ時のクライアントが教祖だった。ラストの時空院のジェスチャーで客席が爆笑してた意味を観劇後から5時間の時差で「あれって教祖の真似してたのか〜!」ってやっと意味を理解できて笑った。
(2026.03.29 / マチネ)MIRANO-Za(上手側通路席4列目)